ロベルト・ボッレのバレエな日々

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zoom RSS ABTオール・スター・ガラ《Bプロ》

<<   作成日時 : 2014/02/27 09:54   >>

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昨晩も行ってまいりました、ロベルトのガラ。昨日はBプロです。より完成度の高い「椿姫」のパ・ド・ドゥ。堪能致しました。






2014年2月26日(水) 6:30p.m〜8:50p.m.
オール・スター・ガラ【Bプログラム】

≪テーマとヴァリエーション≫ [23分]
振付:ジョージ・バランシン/音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー(組曲第3番より)
舞台装置・衣装:ザック・ブラウン
指揮:デイヴィッド・ラマーシュ

ポリーナ・セミオノワ/コリー・スターンズ
加治屋百合子,ルシアーナ・パリス,エイドリアン・シュルツ,デヴォン・トゥシャー,アレクセイ・アグーディン,アレクサンドル・ハムーディ,ブレイン・ホーヴェン,ショーン・スチュワート,ケリー・ボイド,ブリタニー・デグロフト,エイプリル・ジャンジェルーソ,ジェイミー・コピット,ローレン・ポスト,ジェシカ・サーンド,ルシアーナ・ヴォルトリーニ,キャサリン・ウィリアムズ,グレイ・デイヴィス,トーマス・フォースター,ジョセフ・ゴラック,ダンカン・ライル,ルイス・リバゴルダ,ホセ・セバスチャン,ゲイブ・ストーン・シェイヤー,ツィアオ・チャン

[休憩 20分]

≪ロミオとジュリエット≫よりバルコニーのパ・ド・ドゥ [10分]
振付:ケネス・マクミラン/音楽:セルゲイ・プロコフィエフ/舞台装置・衣装:ニコラス・ジョージアディス
指揮:オームズビー・ウィルキンス

ジリアン・マーフィー/マルセロ・ゴメス


≪マノン≫第2幕よりマノンのソロ [4分]
振付:ケネス・マクミラン/音楽:ジュール・マスネ/編曲:マーティン・イエーツ/衣装:ピーター・ファーマー
指揮:デイヴィッド・ラマーシュ

ナターリヤ・オーシポワ
コリー・スターンズ/ロマン・ズービン


≪ドン・キホーテ≫第3幕よりパ・ド・ドゥ [10分]
振付:マリウス・プティパ、アレクサンドル・ゴルスキー/音楽:レオン・ミンクス/衣装:サント・ロクァスト
指揮:オ-ムズビー・ウィルキンズ

パロマ・ヘレーラ/ジェームズ・ホワイトサイド


≪椿姫≫第3幕より〈黒〉のパ・ド・ドゥ [12分]
振付:ジョン・ノイマイヤー/原作:アレクサンドル・デュマ・フィス/舞台指導:ケヴィン・ヘイゲン、ヴィクター・ヒューズ
音楽:フレデリック・ショパン/衣装:ユルゲン・ローゼ
ピアノ:エドワード・ニーマン

ジュリー・ケント/ロベルト・ボッレ

[休憩 20分]

≪ピアノ・コンチェルト第1番≫[23分]
振付:アレクセイ・ラトマンスキー/音楽:ドミトリー・ショスタコーヴィチ(ピアノ協奏曲第1番ハ短調、作品35より)
衣装:ケソ・デッカー/舞台装置:ジョージ・ツィーピン/照明デザイン:ジェニファー・ティプトン
照明:ブラッド・フィールズ
管弦楽:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団

クリスティーン・シェフチェンコ/シオマラ・レイエス
カルヴァン・ロイヤルV/ダニール・シムキン
ツォンジン・ファン,コートニー・ラヴァイン,イサドラ・ロヨラ,ジェシカ・サーンド,リーヤン・アンダーウッド,キャサリン・ウィリアムズ
アレクセイ・アグーディン,グラント・デロング,ケネス・イースター,ダニエル・マンタイ,パトリック・オーグル,ホセ・セバスチャン

ピアノ:バーバラ・ビラック
トランペット:上田仁
指揮:チャールズ・バーカー

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【上演時間 約2時間20分 【終演予定】8:50p.m









昨日は、私が観た事があるスターが多かったので、かなり華やかな印象を受けました。特にポリーナ・セミオノワ、力強く、そして美しかった〜。キラキラ光線を感じました。ポリーナのバランシンはスカラ座で「真夏の夜の夢」を観た事がありますが、私は大好きです。お席も1階席の17列だったので、演目自体も見え方が全然違って面白かった。後は「ロミジュリ」もベテランお二人でとっても良かったし、「ドン・キホーテ」は私の大好きなパロマが踊ってくれて嬉しかったです。しっかりしたテクニックがあっていつまでも輝いていて。彼女もやっぱりバレエという芸術に対して誠実な人!という感じがしました。


ロベルトとジュリーの「椿姫」は昨日よりももっと完成度が高かったと思います。ジュリーのマルグリットは私の思うマルグリットとは全然違うんです。私はマルグリット役にはどうしても激しい情熱が欲しくて、ジュリーはその点、情熱をほぼ完璧に《秘めて》いるんですよね。大人のマルグリットというか、あの場面がどういう場面かを考えてみると、マルグリットはアルマンの事を愛しすぎて、彼のお父さんに非難された事に加えて、自分のやって来た事もあり、病気もあり、彼に捨てられる時を待つよりは彼のために身を引いて、愛するアルマンにとって永遠に記憶に残る女になりたい!という想いに至り、別の男に身を任せ、アルマンに意地悪をされ(愛ゆえですが、でもかなり娼婦に対する侮蔑に満ちた意地悪ですよね…)、でももう一度だけ彼に抱かれに行くわけですよね。ジュリーの踊りはそう言う事を全部考えさせる深みがあったと思うんです…まあ、バレエは原作とはまた別物なんですから私の考え過ぎかも知れませんが。ああ、そういえば、このシーンの前にある、アルマンが娼婦を襲っちゃうシーンを急に思い出しました。ノイマイヤーさんって凄いですね、実際。…ロベルトとジュリーに話は戻りますが、二人が下手側で絡み合うシーンも、他のダンサーさんと観た時に比べて、ジュリーのマルグリットに対してロベルトの動きもとってもデリケートなんです。激情をぶつける、というより一時だけでも我を忘れて、二人の魂が本当に繊細な愛を交わした…とでもいうような。あ、なんだか書いていて涙がこぼれてきました…w。











さて、今日の格言コーナー。こうなってくると、これが無いと落ち着きません(笑)。




画像


“La danza non è un’arte per avere successo ma un dono per dare agli altri un’emozione”

Merce Cunningham

“ダンスは成功を得る為の芸術ではなく、人々に感動を贈る為の天賦の才である”

マース・カニングハム




さて…あと一回残すのみになりました、ロベルトの日本での公演。金曜日に彼が最高の踊りを出来るよう祈っております!










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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
amicaさん

いつも素敵な記事をありがとうございます。
ホント、立ちはだかる運命の中、真実の愛を貫こうとする、その瞬間のような黒のPDDは涙がでてきます。永遠に輝く瞬間、そんな気がします。
今日の格言も好き。インスピレーションを与えることは大切だと思います。
delicious pie
2014/02/28 20:20
delicious pieさん、コメントありがとうございます。お返事遅くなって失礼しました。今回、《椿姫》《マノン》という、共通点も沢山ある二つの演目を観て、物語バレエの良さ、ロベルトの偉大さを再確認しました。

永遠に輝く瞬間…それを観る為に劇場に足を運ぶんですよね。
amica
2014/03/03 16:56

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